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平成二十八年十月十二日提出
質問第五九号

鶴保庸介沖縄担当大臣の沖縄振興策に係る発言に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




鶴保庸介沖縄担当大臣の沖縄振興策に係る発言に関する質問主意書


 十月七日の沖縄タイムスによると、鶴保庸介沖縄担当大臣は六日、都内のホテルで開かれた西銘恒三郎衆院議員(自民)の政治資金パーティーで、「私は基地問題の担当ではなく振興策が主軸だが、一つだけ大きな声では言えないことがある」と前置きした上で、「沖縄の自民党の国会議員の先生方には、必ずまた来るべき選挙に勝利してもらわなければならない、との使命があることも皆さんに理解いただきたい。振興策とリンクしております」と述べたとされています。
 「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」には、「政治家であって国務大臣等の公職にある者としての清廉さを保持し、政治と行政への国民の信頼を確保するとともに、国家公務員の政治的中立性を確保」と記載されており、仮に報道が事実だとすれば、省庁の予算配分が特定政党を利することを目的として決定していることとなり、政治的中立性を大きく逸脱しており、大臣の資質が問われる大問題であると考えます。
 以上を踏まえ、以下質問します。

一 鶴保大臣が上記の発言をしたことは事実ですか。
二 鶴保大臣は「一つだけ大きな声では言えないことがある」と前置きした上で発言しているとおり、ご自身でも政治的中立性を損なう問題発言だと認識していたと考えますが、政府として大臣から聞き取りをしたのでしょうか。
三 聞き取りをしたのなら、大臣は問題発言だと認識した上で発言していたのか、それとも、問題ないと考えて発言していたのか、どちらですか。
 聞き取りをしていないならば聞き取りすべきと考えますが、する考えはないのですか。その理由も明らかにしてください。
四 「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」に照らし、この発言は不適切だと考えますが、政府の見解を伺います。
五 政治的中立性を保てない者は大臣として不適格だと考えますが、政府の見解を伺います。

 右質問する。



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