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平成二十八年十月二十日提出
質問第七九号

機動隊員の沖縄における暴言に関する質問主意書

提出者  長妻 昭




機動隊員の沖縄における暴言に関する質問主意書


 平成二十八年十月十八日に、機動隊員が、沖縄県の米軍北部訓練場の一部返還に関して周辺で抗議をしていた人に対して、暴言を吐いたとの報道がある。菅官房長官も同十九日の記者会見で「今後はこのようなことがないよう適切に対応する」との趣旨の発言をした。
 政府が問題としている暴言とは、具体的にどのような内容なのか。また、何人の機動隊員が暴言を吐いたのか。またその隊員はどの機動隊に所属し、階級は何なのか。
 また、報道によると複数の機動隊員が「ぼけ、土人」「こら、シナ人」との発言をしたとされているが、それは真実か。どのような理由で、これらの発言をしたのか。
 戦前、沖縄の人を見下していた歴史があった。この機動隊員は未だにそのような意識を持っているのか、お尋ねする。

 また、この発言は、法令違反の疑いがあると考えるが、いかがか。再発防止のために、正しい言葉遣いや沖縄の歴史を学ぶ等の研修を実施する必要があると考えるが、内閣の見解を問う。
 これまで沖縄における警察の警備において、警察官が暴言を吐いたり、暴力をふるったりした事例があれば、過去にさかのぼって、すべてお示し願いたい。また、それぞれ、どのような処分がなされ、どのような再発防止策がとられたのか、お尋ねする。
 安倍内閣としての、今回の暴言に対する姿勢と、今後の再発防止策について見解をお示し願いたい。

 右質問する。



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