衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成二十九年二月十日提出
質問第五七号

オスプレイの横田基地配備および木更津駐屯地の定期機体整備等その他オスプレイの配備に関する質問主意書

提出者  近藤昭一




オスプレイの横田基地配備および木更津駐屯地の定期機体整備等その他オスプレイの配備に関する質問主意書


 オスプレイの横田基地配備および木更津駐屯地の定期機体整備等その他オスプレイの配備に関して、以下、質問する。

一 CV二二オスプレイが横田基地に配備された際に行われる訓練について、二〇一六年五月に明らかになった内容に変更(訓練内容の追加・補足、または、その訓練が行われる地域の変更など)があれば明らかにしていただきたい。
二 CV二二の飛行時は低周波音を発生させることが明らかになっている。現在の横田基地の低周波音の発生状況について、日本政府は把握しているのか。また、把握しているのなら、その状況について示していただきたい。また、把握していないなら、早急に調査して、その結果を示していただきたい。
三 CV二二部隊の受け入れに伴う工事の内容および時期に変更はあるのか。
四 配備に伴って周辺地域にどのような影響があるかについて、横田基地内に土地を有する自治体や騒音被害等が及ぶと考えられる自治体に対して、今後説明を行う予定はあるのか。また、予定があるなら、その自治体名と説明時期を明らかにしていただきたい。
五 木更津駐屯地でのオスプレイの定期機体整備について、整備対象となる機はどのように搬入されるのか。
六 機体整備は、同時期に複数機行うのか、あるいは一機ずつ行うのか。
七 整備およびテスト飛行は米本国の専門の技術者が行うのか。あるいは富士重工の技術者のみで行うのか。本国から技術者が来る場合、木更津駐屯地内もしくはその近隣に宿所を設けて常駐するということはあるのか。
八 海兵隊機の整備にかかる経費はすべて米軍が負担するのか。
九 テスト飛行については海側の場周経路を使用するとしているが、上空は羽田空港への進入路となっており、飛行高度は固定翼機で九百フィート、回転翼機で八百フィートに制限されている。仮に高度九百フィートを飛行中にトラブルが生じた場合、オスプレイの滑空比率からすると、場周経路から安全に滑走路に着陸できない場合が予想されるが、それについてどのように考えているのか。
十 日米間で取り決めた安全な飛行についての合意事項で、飛行モードから離着陸モードに移行する、いわゆる転換モード飛行は、可能な限り基地の中で行うとある。普天間基地配備の際の環境レビューに高度九百フィートでのシミュレーションが記されているが、それによると転換モード開始時点は、滑走路から七一九五フィート手前となっている。これにならうと、木更津駐屯地でテスト飛行をする場合、滑走路を越えてしまうことになる。これについてどのように考えているのか。
十一 二〇一六年十二月十三日のオスプレイ事故を受けて、木更津市は翌十四日に、「安全確認ができるまでオスプレイの定期機体整備の運用開始を見合わせるように」との申し入れをしたが、それに対する防衛省の対応が明らかにされないまま、整備工場の開設式が行われた。この申し入れに対し、防衛省は木更津市に回答したのか。また、現在、運用開始についてどのように考えているのか。
十二 二〇一六年九月十六日に、MV二二が二機、岩国に陸揚げされ、その日のうちに普天間基地に向かったが、この二機を含めて、普天間基地では二十六機が運用されていると考えて良いか。

 右質問する。



経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.