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平成二十九年三月二十二日提出
質問第一五一号

外務省改革の進捗状況に関する質問主意書

提出者  緒方林太郎




外務省改革の進捗状況に関する質問主意書


 平成二十九年三月十日衆議院外務委員会にて、以下のやり取りがある。
 〇緒方委員 平成十四年、少し前ですけれども、外務省に不祥事が起きまして、そのときに、外務省を改革しなきゃいけないということで非常に大きなうねりがございました。当時私は外務省におりまして、そのうねりのど真ん中にはいませんでしたが、その末席ぐらいのところにいたんじゃないかなと思います。そのときに、当時の川口外務大臣のもとで、外務省改革行動計画というものが策定をされました。百六十項目あります。いろいろなことについて、こういうことはこうしよう、こういうことはこうしようと、かなりいいことが書いてあります。しかしながら、最近、外務省を見ておりますと、実は、そのときの改革に対する熱が少しなくなってきているのではないかなというふうに見えることがございます。外務省官房長にお伺いいたしたいと思います。百六十項目の外務省の改革案、全て実施できているというふうに思われますか、官房長。
 〇山崎政府参考人 お答え申し上げます。今、緒方先生から御指摘がございました平成十四年の外務省改革に関する行動計画につきましては、国際環境の急激な変化への対応、外務省に対する国民の信頼を取り戻す観点から策定したものでございます。その中では、政と官の関係のあり方や外務省職員の意識改革、それから、人事制度の再構築、政策構想力の強化、大使館などの業務の見直しなどの、御指摘のとおり、十四分野百六十項目を実施することが具体的に明記をされております。外務省といたしましては、この行動計画を強力かつ着実に実施すべく、外務大臣を長とする改革推進本部を設置し、各項目の着実な実施に向けてこれまで不断の努力をしてまいりました。今後も、行動計画策定当時の精神に立って、引き続き、推進すべき課題につき鋭意検討し実施してまいりたいというふうに考えております。これは、引き続き、時代に合わせて、精神に立ち、実施を続けていくということでございます。
 〇緒方委員 必ずしもできていない部分があるという理解でよろしいですか、官房長。
 〇山崎政府参考人 お答え申し上げます。外務省としては、百六十項目一つ一つを、その時代に合わせて着実に実施していくということでございます。我々、チェックをしておりまして、この点はまだ不十分ではないかというふうに考える部分もございますので、それをその時代に合わせて常に実施していく努力を続けていくということであるというふうに考えております。
 〇緒方委員 では、マル・バツ表というか、どれぐらいの進捗状況かということについて、後日示していただければと思います。よろしくお願いを申し上げます。
 その後、外務省からは何の連絡もない。このような対応が行われるのは、全省庁中、外務省のみである。したがって、質問主意書にて質問する。

 本件に関する百六十項目の改革進捗状況について、項目毎に詳細に答弁ありたい。

 右質問する。



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