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平成二十九年六月十三日提出
質問第四〇一号

南スーダン派遣の自衛隊部隊の撤収に関する質問主意書

提出者  上西小百合




南スーダン派遣の自衛隊部隊の撤収に関する質問主意書


一 政府は、平成二十七年五月二十八日に提出された、衆議院阿部知子議員の質問主意書を受けて、平成二十六年度の自衛官の自殺者は六十六名であったこと閣議決定をしています。
  平成二十七年度、平成二十八年度の人数はどのくらいいるのですか。
  また、その中の自殺者に、南スーダンに行った自衛隊は何人いましたか。
二 衆議院調査局で自衛官の人員を調べてもらったところ、平成二十六年度の当初人員は二二五,七一二人、平成二十七年度は、二二六,七四二人、平成二十八年度は、二二七,三三九人ということでした。この間の退職者数を勘案すると、毎年、一万一千〜一万三千人の自衛官を採用されているように思われます。
  そこで、平成二十八年度において、陸海空の一般曹候補生が約三千九百人、自衛官候補生は約八千六百人の募集をされていますが、実際どれくらいの応募があり、何名ぐらい採用されたのですか。一般曹、自衛官候補生の数をお聞きする。
三 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に要員を派遣している国は、六十三カ国(平成二十九年二月二十八日現在)だそうですが、今年に入って、現在まで、撤収した国、撤収を表明した国はあるのですか。
四 政府は、平成二十九年三月十四日に南スーダンを含む、中東・アフリカ六か国の飢饉対策として、約三十億円の緊急無償資金協力を決定していますが、これは、撤収に対する見返りと捉えられるが、政府の見解を伺います。
五 平成二十四年一月の施設部隊等第一次要員の派遣から、延べ施設部隊の隊員は、三千八百五十四名を数えるそうです。五年余の年月、これだけの人員を派遣し、幸いにして戦死者が出なかったことに安堵しており、自衛官の皆さんには深く感謝する次第です。
  さて、その一方では、今回の南スーダンの派遣で一体どのくらいの費用がかかったのか、国民にとっても関心のあるところだと思います。
  ある新聞では、南スーダンの派遣費用が年間で約二百億円かかっているという記事がありました。その内訳をみると、隊員が携行する武器、八九式小銃(約三十一万円)、九ミリ拳銃(約二十六万円)、その他防弾チョッキ等の装備費で隊員一人あたり、約百万円の経費がかかっているやに書いています。
  国会においても、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)での活動についての報告はあると思いますが、併せて、今回の派遣で総額でどのくらいかかったのかを報告する考えはありますか。

 右質問する。



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