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平成三十年十二月四日提出
質問第一一三号

災害支援のミスマッチ解消のための国民参加型システムの整備に関する質問主意書

提出者  早稲田夕季




災害支援のミスマッチ解消のための国民参加型システムの整備に関する質問主意書


一 政府は現在、大規模災害時における支援物資のミスマッチを解消すべく、「物資調達・輸送調整等支援システム」を拡充し、市町村の物資拠点や避難所の物資情報を国・都道府県・市町村で共有できるように改善を検討しているとのことだが、このシステムは、サービスは対象となっていない上、国民一般にはクローズドなしくみであって、住民参加の視点に欠け、被災者一人ひとりや被災地に何か支援したり、ボランティアしたいと考えている一般の国民が、アクセスできるシステムではないのではないか。
二 今般の西日本豪雨災害の被災地支援において、災害支援ネットワークおかやまという民間団体が、「スマートサプライ」という支援物資やサービスのマッチングシステムを立ち上げたが、このような民間の先駆的取り組みを参考にして、物資はもちろん、ボランティアのニーズのミスマッチをも解消できるよう、被災者個人から提供される現場のニーズ情報を集約し分析し整理して公表するような、国民一般が広くアクセス可能なシステムを国として整備すべきではないか。
三 そのようなシステムを整備するにあたっては、被災現場の市町村職員の負担を減らすために、またシステムの維持管理費を極小化するためにも、情報通信研究機構で試験公開しているように、TwitterやFacebookなど既存のSNS(ソーシャルネットワークサービス)の活用をシステムに組み込むべきではないか。

 右質問する。



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