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令和元年十二月四日提出
質問第一五四号

キャッシュレスに関する偽サイトでのフィッシング被害に関する質問主意書

提出者  櫻井 周




キャッシュレスに関する偽サイトでのフィッシング被害に関する質問主意書


 政府はキャッシュレス決済を推進しているが、キャッシュレス決済に関する不正利用で被害が多発している。そこで、以下、質問する。

一 キャッシュレス決済での不正利用による被害状況を政府は把握しているか。
二 例えば、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンが導入したセブンペイでは不正利用が相次ぎ、九月末でサービス終了においこまれた。この場合では、セキュリティの技術レベルが不十分であったことが不正利用多発の原因であったと指摘されている。キャッシュレス決済に関するセキュリティ技術について最低限の技術ガイドラインを政府が示すべきと考えるが政府の見解如何。
三 携帯電話の利用料金に上乗せするキャリア決済においても不正利用が多発している。キャリア決済はスマートフォンの契約をすると利用可能となってしまうので、キャリア決済を一切利用していないスマートフォン利用者も被害にあうリスクがあるが、野放しになっている。そして、不正利用されても利用者が被害を全て負担する規約になっているケースが多い。クレジットカードであれば不正利用での被害が補償されるが、キャリア決済の場合にも同様に利用者を守る法制度が必要と考えるが政府の見解如何。
四 十月からキャッシュレスのポイント還元など政府はキャッシュレス決済の普及に取り組んでいるが、この政府の取組がキャッシュレス決済の不正利用による被害を増加させてしまうリスクがある。被害が増加した場合、政府としてどのように責任を取るのか。

 右質問する。

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