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令和二年十一月二十七日提出
質問第五五号

電気自動車の普及に向けた施策に関する質問主意書

提出者  松原 仁




電気自動車の普及に向けた施策に関する質問主意書


 欧州やアメリカ合衆国カリフォルニア州においては、ガソリンエンジンを搭載する自動車の販売を将来的に禁止することを公表している。中国においても、将来的に、ガソリンエンジンのみを搭載する自動車の販売を禁止し、ガソリンと電気を併用するハイブリッド車(HV)及び電気自動車(EV)などの環境対応車に限る方針が公表されている。
 ガソリンエンジンを搭載する自動車を前提に、自動車製造会社を頂点とする裾野の広い産業構造が構築されている。しかし、EVは、内燃機関を必要としないため、この裾野産業を構成する多くの企業に多大な影響を与えかねない。そのため、EVへのドラスティックな転換は、日本の産業に大きな痛みを与えかねない。
 そこで、次のとおり質問する。

一 自動車が憧れの高級品とされた時代は終わり、むしろ、現在は、自動車販売が右肩下がりで苦労している時代であり、自動車購入及び保有の障害を取り除き、一台でも多く自動車の購入を国民に促すべき状況といえる。政府としても、HV及びEVに限り、自動車税・軽自動車税を課さないなど、さらに踏み込んでHV及びEVの購入及び買い替えを促す施策を実施すべきと考えるが如何。
二 政府として、ガソリンエンジンを搭載する自動車から、EV、燃料電池自動車(FCV)への移行に向けたロードマップを示す必要があると思うが如何。

 右質問する。

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