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令和四年十二月六日提出
質問第六四号

非常用通信システムにおける低軌道衛星の利用に関する質問主意書

提出者  松原 仁




非常用通信システムにおける低軌道衛星の利用に関する質問主意書


 災害発生時の都道府県・市町村間の非常用通信システムとしては、全国の都道府県の出損により設立された一般財団法人自治体衛星通信機構が提供する衛星回線が利用されている。また、災害派遣医療チームも衛星回線を非常用通信手段として活用している。これらはいずれも、静止軌道衛星を利用しており、同衛星に対しては、繋がりにくい、データ容量も少ない、そして、遅延が大きい、などの課題が指摘されている。このため、特に、迅速な災害対応が求められる首都圏での大規模災害時に同衛星が利用可能なのか、不安視されている。
 衛星回線については近年、海外では低軌道衛星による安定的な回線の実用化が進み、日本でも民間を中心に導入の動きがある。
 そこで、次のとおり質問する。
 災害大国日本において、非常時の通信回線の確保は死活的に重要であり、大規模災害では地方公共団体・防災関係機関と国との連携が重要であると考える。ついては、国が主導して、静止軌道衛星を前提とした現状の抜本的改善を行い、低軌道衛星による安定的な回線の国内実用化・活用を加速すべきと考えるが、政府の見解如何。

 右質問する。

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