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令和五年十月二十日提出
質問第五号

台湾海峡の安定と「戦う覚悟」についての政府の認識に関する質問主意書

提出者  櫻井 周




台湾海峡の安定と「戦う覚悟」についての政府の認識に関する質問主意書


 台湾海峡の平和と安定は、日本にとってはもちろんのこと、国際社会にとっても極めて重要と考えるところ、以下質問する。

一 「日本、台湾、アメリカをはじめとした有志の国々に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代である。いざとなったら、台湾の防衛のために防衛力を使うという「戦う覚悟」を明確な意思として相手に伝えることが抑止力になる」という考えを、政府は有しているか。
二 中国が台湾海峡において武力を行使しようとした場合において、アメリカ政府は強い抑止力を機能させるための「戦う覚悟」を示しているかどうかについて、日本政府としてどのように認識しているか。
三 中国政府は、台湾海峡をめぐって外部勢力が関与する場合には武力介入を辞さないとしている。日本が「戦う覚悟」を示すことは、中国の武力介入の口実になる懸念があるが、政府の見解は如何に。

 右質問する。

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