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答弁本文情報

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平成十九年六月五日受領
答弁第二六五号

  内閣衆質一六六第二六五号
  平成十九年六月五日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題についての発言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題についての発言に関する質問に対する答弁書



一について

 御指摘の「われわれ」については、具体的な範囲を特定して述べられたものではないが、いずれにせよ、御指摘の安倍内閣総理大臣の発言は、平成五年八月四日の内閣官房長官談話に沿ったものである。

二の1及び2について

 御指摘の記者会見において、安倍内閣総理大臣は、日本語で、慰安婦の問題について昨日、議会においてもお話をした、自分は、辛酸をなめられた元慰安婦の方々に、人間として、また総理として心から同情するとともに、そうした極めて苦しい状況におかれたことについて申し訳ないという気持ちでいっぱいである、二十世紀は人権侵害の多かった世紀であり、二十一世紀が人権侵害のない素晴らしい世紀になるよう、日本としても貢献したいと考えている、と述べた、また、このような話を本日、ブッシュ大統領にも話した、という趣旨の発言を行い、これは、英語に同時通訳された。

二の3について

 御指摘の「my people」は、米国大統領府のホームページに掲載されたものであり、お尋ねにお答えすることは困難である。

三から六までについて

 お尋ねの点を含め、慰安婦問題に関する政府の基本的立場は、平成五年八月四日の内閣官房長官談話のとおりである。



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