答弁本文情報
平成二十年四月二十五日受領答弁第三〇一号
内閣衆質一六九第三〇一号
平成二十年四月二十五日
内閣総理大臣 福田康夫
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出我が国の政府開発援助(ODA)拠出額の世界順位等に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出我が国の政府開発援助(ODA)拠出額の世界順位等に関する再質問に対する答弁書
一について
外務省としては、先の答弁書(平成二十年四月十五日内閣衆質一六九第二六五号)一、三及び四についてで述べたとおり、一般に、国際社会における我が国の存在感及び発言力について、政府開発援助(以下「ODA」という。)実績の順位及びODA実績の対国民総所得比の順位のみをもって論じることは困難と考えている。
外務省としては、歳出改革を通じて財政再建に取り組むとの政府方針の下、必要なODA予算を確保していくことが重要であると考えており、引き続き所要の取組を行っていく。
お尋ねについては、今般、政府において、日本の民間企業が提案する案件の検討及び官民政策対話の促進策について取りまとめたところである。外務省としては、ODA案件の実施に当たっては、事業の効率化やチェック体制の拡充に努めていく考えである。