答弁本文情報
平成二十一年五月十九日受領答弁第三八〇号
内閣衆質一七一第三八〇号
平成二十一年五月十九日
内閣総理大臣 麻生太郎
衆議院議長 河野洋平 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員鈴木宗男君提出殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する質問に対する答弁書
一について
政府は、お尋ねの裁判の当事者ではなく、判決内容に対してコメントすることは差し控えたい。
お尋ねの裁判については、被告側により上訴の手続がとられているものと承知しており、政府としては、今後も当該裁判の進展を見守りたい。
政府としては、日本国籍を有する者に対し、個別具体的な必要に応じ、国際法上認められる範囲内で、海外における邦人の生命及び身体の保護その他の安全に関し、適切な措置を講ずることとしている。
お尋ねのフジモリ氏についても、政府として、かかる方針に照らして対応してきているところであり、今後も、ペルー政府に対し、フジモリ氏が公正な待遇を受け、適正手続を経て司法判断を受けることが重要であるとの我が国の立場を説明することも含め、適切に対応して行く考えである。