衆議院

メインへスキップ



答弁本文情報

経過へ | 質問本文(HTML)へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成二十二年五月二十一日受領
答弁第四六二号

  内閣衆質一七四第四六二号
  平成二十二年五月二十一日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員服部良一君提出空母艦載機部隊の岩国移駐ならびに愛宕山開発跡地の買い取り計画に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員服部良一君提出空母艦載機部隊の岩国移駐ならびに愛宕山開発跡地の買い取り計画に関する質問に対する答弁書



一について

 厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機の移駐については、関係地方公共団体等に丁寧に説明し、理解を得て進めていくという基本的な考えの下、移駐に係る考え方等について、平成二十二年二月二十日、北澤防衛大臣が岩国市を訪問して岩国市長、岩国市議会議長及び地域住民に説明するとともに、同年三月二十九日、榛葉防衛副大臣が岩国市議会全員協議会において説明したところである。また、同年四月十七日から同月十九日までの間、岩国市内七か所において、中国四国防衛局による地域住民への説明会を開催したところである。
 政府としては、今後も先に述べた基本的な考えの下進めていくこととしており、必要に応じ、地域住民への説明会を開催するなど、引き続き丁寧に説明していく考えである。

二について

 御指摘の「愛宕山開発跡地」については、厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機の移駐等に伴い必要となる施設を整備するための用地として取得する考えであり、具体的に整備する施設やその配置については、地元の意向も十分考慮して決定することとしている。

三について

 防衛省が、岩国市又は山口県に対し、民間航空の再開と引換えに愛宕山用地に米軍家族住宅を建設することについて意向確認を行った事実はない。
 なお、御指摘の北澤防衛大臣の発言は、愛宕山用地に米軍家族住宅を建設したいと防衛省が言っているのではないのかとの指摘について、防衛省の職員が交渉している中で、そのような気持ちを表したと受け止められた可能性があることはうかがえるが、防衛省としてそのような意思を示したことはない旨を述べたものである。



経過へ | 質問本文(HTML)へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.