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答弁本文情報

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平成二十三年二月十八日受領
答弁第五五号

  内閣衆質一七七第五五号
  平成二十三年二月十八日
内閣総理大臣 菅 直人

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員新藤義孝君提出竹島における韓国の施設建設に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員新藤義孝君提出竹島における韓国の施設建設に関する質問に対する答弁書



一及び二について

 お尋ねの「海洋科学基地の建設工事」及び「住民宿泊所の拡張工事」について、御指摘の報道は承知しており、事実確認に努めているが、外交上の個別のやり取り及び事実確認の詳細について明らかにすることは差し控えたい。政府としては、大韓民国に対し、お尋ねの件を含め、累次にわたり竹島問題に関する我が国の立場を明確に申し入れてきており、対外的な説明についても、適切に対応している。今後とも、竹島問題の平和的な解決を図るため、粘り強い外交努力を行っていく考えである。

三について

 お尋ねについては、平成二十二年十二月六日、平成二十三年一月十五日及び同年二月十六日の日韓外相会談において、前原誠司外務大臣から竹島問題に関する我が国の立場を申し入れたが、外交上の個別のやり取りについて明らかにすることは差し控えたい。

四について

 鳩山政権においては、鳩山由紀夫内閣総理大臣(当時)が、平成二十一年九月二十三日(現地時間。以下国外で行われた会談について同じ。)にニューヨークにおいて、同年十月九日にソウルにおいて、平成二十二年五月二十九日に済州島において、李明博大統領との間で日韓首脳会談を行い、岡田克也外務大臣(当時)が、平成二十一年九月二十九日に東京において、平成二十二年一月十六日に東京において、同年二月十一日にソウルにおいて、同年五月十六日に慶州において、柳明桓外交通商部長官(当時)との間で日韓外相会談を行った。
 菅政権においては、菅直人内閣総理大臣が、平成二十二年六月二十六日にトロントにおいて、同年十月四日にブリュッセルにおいて、同年十一月十四日に横浜において、李明博大統領との間で日韓首脳会談を行い、岡田克也外務大臣(当時)が、同年七月二十二日にハノイにおいて、柳明桓外交通商部長官(当時)との間で日韓外相会談を行い、前原誠司外務大臣が、同年十月二十九日にハノイにおいて、同年十二月六日にワシントンにおいて、平成二十三年一月十五日にソウルにおいて、同年二月十六日に東京において、金星煥外交通商部長官との間で日韓外相会談を行った。
 日韓間の個々の会談において、限られた時間の中で何を取り上げるかについては、その時々の二国間関係、北朝鮮情勢等の地域情勢や国際情勢等を踏まえ、総合的に判断しているところであり、これら会談のうち、平成二十二年五月十六日、同年十二月六日、平成二十三年一月十五日及び同年二月十六日の日韓外相会談において、竹島問題に関する我が国の立場を申し入れた。なお、外交上の個別のやり取りについて明らかにすることは差し控えたい。

五について

 政府としては、大韓民国に対して、累次にわたり竹島問題に関する我が国の立場を明確に申し入れてきており、今後とも、竹島問題の平和的な解決を図るため、粘り強い外交努力を行っていく考えである。



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