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答弁本文情報

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平成二十三年四月五日受領
答弁第一三二号

  内閣衆質一七七第一三二号
  平成二十三年四月五日
内閣総理大臣 菅 直人

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員木村太郎君提出中国国防費増加に対しての菅民主党政権の認識と対応に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員木村太郎君提出中国国防費増加に対しての菅民主党政権の認識と対応に関する質問に対する答弁書



一について

 中国政府が発表した同国の二千十一年の全国(中央及び地方)の予算案における国防予算額は、約六千十二億人民元であり、昨年の執行額と比較して約十二・七パーセント増加したと承知している。政府としては、中国の国防予算額が対前年執行額比で二桁の伸び率となったことに留意しており、今後の動向について注視してまいりたい。

二から五までについて

 中国の国防予算の継続的な増加、核・ミサイル戦力や海・空軍を中心とした軍事力の広範かつ急速な近代化などの動向は、中国の軍事や安全保障に関する透明性の不足とあいまって、我が国を含む地域・国際社会の懸念事項となっている。政府としては、国防予算を含めた中国の国防政策や近代化が進むその軍事力について、透明性の向上が図られるよう、従来より多国間や二国間の対話の場で働きかけてきたところであり、今後とも、中国との対話や交流を通じ、同国の国防政策及び軍事力の透明性向上を働きかけていく考えである。



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