答弁本文情報
平成二十三年六月十七日受領答弁第二三五号
内閣衆質一七七第二三五号
平成二十三年六月十七日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出菅内閣の再生可能エネルギー拡大に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出菅内閣の再生可能エネルギー拡大に関する質問に対する答弁書
一から四までについて
先の主要国首脳会議で菅内閣総理大臣が表明した再生可能エネルギーに関する目標については、固定価格買取制度、技術開発、規制緩和等の政策を総動員することにより、実現可能との認識を政府内で共有している。
お尋ねの試算が何を指すのか必ずしも明らかではないが、今回の東京電力株式会社福島第一原子力発電所(以下「福島第一原子力発電所」という。)における事故を受けて、今後のエネルギー政策の在り方を見直すこととしており、その議論の中で、発電コストも勘案しながら、電源構成のベストミックスを検討してまいりたい。
今後のエネルギー政策の在り方については、今回の福島第一原子力発電所における事故の原因について徹底的な検証を行いつつ、国民各層の御意見を踏まえて検討を進めてまいりたい。その際、原子力エネルギー、化石エネルギー及び再生可能エネルギーの利用並びに省エネルギーの取組などを含め、いかにエネルギー構成のベストミックスを実現するかという視点から、検討を行いたい。