答弁本文情報
平成二十三年七月十二日受領答弁第二九三号
内閣衆質一七七第二九三号
平成二十三年七月十二日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出自動体外式除細動器(AED)の重要性に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出自動体外式除細動器(AED)の重要性に関する質問に対する答弁書
一及び二について
お尋ねについては把握していない。
自動体外式除細動器(以下「AED」という。)の存在を明示するマーク・標識については、財団法人日本救急医療財団、AEDの製造会社等において開発されているものと承知しているが、東日本大震災発生後の開発状況については承知していない。
厚生労働省としては、御指摘の「AEDマップ」の作成については、AEDの適正な使用を促進する上で有用であると考えており、これを含め、都道府県における取組に対する補助を行っているところである。
AEDの適正な使用を促進するため、引き続き、厚生労働省において、都道府県における取組に対する補助を行うとともに、総務省消防庁において、消防機関における取組の推進を図ることとしている。
平成二十三年度予算においては、これらの対策に要する経費について、厚生労働省及び総務省消防庁において、それぞれ計上しているところである。
政府としては、AEDの使用を含め、病院前救護に係る救命率の目標は定めていない。