答弁本文情報
平成二十三年十二月十六日受領答弁第一一一号
内閣衆質一七九第一一一号
平成二十三年十二月十六日
内閣総理大臣 野田佳彦
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員河野太郎君提出スーパーコンピューター「京」の国際競争力に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員河野太郎君提出スーパーコンピューター「京」の国際競争力に関する質問に対する答弁書
御指摘の「富士通の独自プロセッサマシン」及び「国際競争力」の意味するところが必ずしも明らかではないが、「次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト」において開発されたスーパーコンピュータ「京」は、現時点で世界最高水準である十ペタフロップス級の演算性能を有しており、広範な分野の研究及び産業における幅広い利用のための基盤として提供されることにより、我が国の競争力の強化に資するものと考えている。
なお、富士通株式会社がスーパーコンピュータ「京」に使用された技術を基に開発したスーパーコンピュータを国立大学法人東京大学に納入することとなったことは承知しているが、このスーパーコンピュータは同社が独自に開発したものであり、その「国際競争力」については、政府としてお答えする立場にない。