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答弁本文情報

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令和三年六月十八日受領
答弁第一六三号

  内閣衆質二〇四第一六三号
  令和三年六月十八日
内閣総理大臣 菅 義偉

       衆議院議長 大島理森 殿

衆議院議員松原仁君提出新型コロナウイルス感染症発生起源調査に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員松原仁君提出新型コロナウイルス感染症発生起源調査に関する質問に対する答弁書


一及び二について

 御指摘の「新型コロナウイルス感染症発生起源調査」の意味するところが必ずしも明らかではないが、令和二年五月に開催された第七十三回世界保健総会において採択された決議に基づき、現在、世界保健機関において、米国及び中国を含む各国並びに関係機関と連携しつつ、新型コロナウイルス感染症の発生源を特定するための調査が実施されているところであり、政府としては、引き続き、各国とも連携しながら、当該調査に必要な協力をしてまいりたい。
 また、お尋ねの「評価」については、当該調査が現在も実施されているものであることから、現時点で予断をもってお答えすることは差し控えたい。なお、令和三年三月三十一日に我が国を含む十四箇国が共同で発出した「世界保健機関(WHO)新型コロナウイルス起源調査に関する共同声明」においては、「将来のパンデミックを防ぐための我々の備えをするには、迅速で独立した、専門家主導の、干渉を受けない起源の評価が不可欠である」、「全てのデータが揃っていれば、国際社会はCOVID−十九の起源を独立して評価し、このパンデミックから貴重な教訓を得て、将来の病気の発生による壊滅的な結果の招来を防ぐことができる」等と表明している。

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