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答弁本文情報

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令和五年十二月五日受領
答弁第七〇号

  内閣衆質二一二第七〇号
  令和五年十二月五日
内閣総理大臣 岸田文雄

       衆議院議長 額賀福志郎 殿

衆議院議員原口一博君提出GIGAスクール構想の推進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員原口一博君提出GIGAスクール構想の推進に関する質問に対する答弁書


一について

 小学校学習指導要領(平成二十九年文部科学省告示第六十三号)及び中学校学習指導要領(平成二十九年文部科学省告示第六十四号)において、各教科等の指導を通して育成を目指す資質及び能力として、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」及び「学びに向かう力、人間性等」を三つの柱として掲げるとともに、学習の基盤となる資質及び能力として、「言語能力、情報活用能力(情報モラルを含む。)、問題発見・解決能力等」を掲げており、御指摘の「GIGAスクール構想の推進」により、これらの資質及び能力の育成を目指しているところである。

二について

 お尋ねについては、令和五年十一月十四日の衆議院地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会において、安江文部科学大臣政務官が「教師が一人一人の反応や考えを即時に把握し、きめ細やかな指導を行ったり、クラウド環境やデジタル教材を活用して一人一人に応じた課題を提供したり、児童生徒が相互の意見を参照しながら協働して学習に取り組んだりすることが格段に容易になっております。」と答弁したとおりである。

三について

 お尋ねの「「協働教育」の推進」については、令和五年十一月八日の衆議院文部科学委員会において、矢野文部科学省初等中等教育局長が「現在、文部科学省では、公教育の必須ツールである一人一台端末を活用し、全ての子供たちの可能性を最大限に引き出す、令和の日本型学校教育の実現に取り組んでいるところでございます。これには、子供たち同士が互いのよい点や可能性を生かしながら一緒に学ぶ協働的な学びに加え、多様な子供たちの、一人一人の特性や学習の進度等に応じた個別最適な学びが不可欠というふうに考えております。」と答弁したとおりである。
 お尋ねの「情報活用能力の向上」については、一についてでお答えしたとおり、小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領において、学習の基盤となる資質及び能力として「情報活用能力」等を掲げており、御指摘の「整備された教育ICT環境」の活用により、その育成を目指しているところである。

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