答弁本文情報
令和五年十二月十九日受領答弁第一〇二号
内閣衆質二一二第一〇二号
令和五年十二月十九日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員城井崇君提出北九州空港の機能強化及び利用促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員城井崇君提出北九州空港の機能強化及び利用促進に関する質問に対する答弁書
一について
お尋ねについては、御指摘の「北九州空港の物流拠点機能を向上させる」ために、北九州空港の駐機場を拡張するための整備を着実に進めていく必要があると考えており、令和五年度当初予算において必要な額を確保し、現在、当該整備を行っているところである。
二について
お尋ねについては、御指摘の「北九州空港の旅客受け入れ体制を強化」することは重要であると考えており、国土交通省に設置した、学識経験者、空港関係の事業者団体等から構成される「持続的な発展に向けた空港業務のあり方検討会」が令和五年六月九日に取りまとめた「空港業務の持続的発展に向けたビジョン」を踏まえて、令和五年度補正予算において、各空港における職場環境の改善等に要する経費の一部を補助する事業を措置し、航空関係や空港関係の人材の確保に向けた取組を行っているところである。
三について
お尋ねについては、御指摘の「国内航空貨物事業者」の置かれている現下の経済情勢等を踏まえ、北九州空港を含む航空ネットワークの充実を図るための支援が必要であると考えており、同空港を使用する航空会社が国土交通大臣に支払うべき着陸料を軽減する措置のほか、航空機燃料税の税率を、航空機燃料一キロリットルにつき二万六千円から一万三千円へ軽減する等の租税特別措置等を講じているところである。