答弁本文情報
令和五年十二月十九日受領答弁第一〇九号
内閣衆質二一二第一〇九号
令和五年十二月十九日
内閣総理大臣 岸田文雄
衆議院議長 額賀福志郎 殿
衆議院議員城井崇君提出脱炭素社会実現に向けた水素拠点形成及びサプライチェーン構築の支援に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員城井崇君提出脱炭素社会実現に向けた水素拠点形成及びサプライチェーン構築の支援に関する質問に対する答弁書
一について
政府としては、北九州市に対して、同市が福岡県などと設立した「福岡県水素拠点化推進協議会」への参画などを通じた技術的支援を行っているところである。
また、財政的支援としては、水素の供給コストの低減と利用の拡大を一体的に促進するため、産業の集積につながる水素の供給のためのインフラの整備に対する支援の導入、水素とLNG等の既存の原燃料との価格差に着目した支援の導入、それぞれの地域で発電された再生可能エネルギー等に由来する電力を活用した水素の製造、貯蔵、運搬及び利活用に係る設備等の整備を通じた水素のサプライチェーンの構築の推進に向けた支援の継続等を検討しているところであり、同市響灘地区を中心とした地域における取組をこれらの財政的支援の対象とするか否かについては、当該取組を行う事業者からの応募の内容等を踏まえ総合的に判断していく考えである。