衆議院

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昭和四十一年二月十日提出
質問第三号

 電気銅販売価格の安定並びに黒鉱の精錬技術確立に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和四十一年二月十日

提出者  鈴木 一

          衆議院議長 山口喜久一郎 殿




電気銅販売価格の安定並びに黒鉱の精錬技術確立に関する質問主意書


一 昨今、銅の国際価格高騰の影響を受け、国内電気銅販売価格も値上がりし、銅関連工場が、その前途に大きな不安をいだくに至つている。経済の安定成長、物価抑制を当面最大の使命とする政府は、かかる事態発生の原因をどのように掌握しているか。また、それに基づいてどのような対策を実施しようとしているか。具体的に明示せられたい。
二 地下資源にめぐまれないわが国において、銅の国際価格が高騰している今日、秋田県を中心に黒鉱の膨大な埋蔵量が確立せられ、その開発が緒についていることは、まことに同慶の至りであり、これまで国が積極的に探鉱に努力した成果を高く評価するものである。けれども、黒鉱には、銅、金、銀、亜鉛など貴重な金属が、かつてない高い含有率で混在しているというが、これらの有効にして経済的な分離がはなはだむずかしく、関係企業者の努力苦心にもかかわらず、その完全分離は、遠い先のように聞いている。
  このような現状では、せつかく、国が多額の採鉱費を支出して膨大な黒鉱を発見しても、画龍点青を欠くうらみなしとしないのみならず、国民経済的立場に立つてみても、大いなる損失といつても過言ではない。
  よつて、この際、すみやかに関係企業者並びに国内学識経験者の黒鉱の精錬に関する研究を一本化するとともに、国においても相当の財政負担をして、一日も早く経済的な完全分離の技術を確立する必要があると痛感するが、政府の具体的な所見を承りたい。

 右質問する。



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