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昭和六十一年二月二十六日提出
質問第六号

 円高と原油安による電力会社の差益還元に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和六十一年二月二十六日

提出者  木間 章

          衆議院議長 坂田道太 殿




円高と原油安による電力会社の差益還元に関する質問主意書


 最近における円高の基調と原油安は電力会社に巨額の利益をもたらすものであり、既に政府及び電力業界においては、差益還元策として、現行電気料金制度のひずみ是正、内需拡大のため配電線の地中化等の設備投資の増、原油価格の変動に備える内部留保などについて検討しているときいている。
 ついては、その差益還元に当たり、政府は以下の点についてどのように考えているか、質問する。

一 発電設備のうち、水力発電設備は全体の約二三%を占めているが、水力発電設備の多くは、地形上からも毎年恒常的雪害に見舞われる地方と密接な関連を有している。
  豪雪は水力発電への豊富な水供給の資源となつているが、一方においては、これらの地方における生活道路の確保、老齢世帯の屋根雪の処理、市街地の細街路の除排雪等問題は深刻化し、雪害対策の新たな対応が迫られていることは、今年の異常豪雪にみるとおりである。
  従つて、これら恒常的雪害被害の地方の電気料金の引下げ、また、電力会社自ら雪害対策の助成を行うべきだと思うが、考えはどうか。
二 配電線の地中化は都市の機能と美観を向上させる上からも、近来、特に要望されているところであるが、事業は大都市に偏重することなく、地方都市においても適正に行われる必要があると思われるが、考えはどうか。

 右質問する。





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