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昭和六十二年八月十八日提出質問第一五号
電力の需要供給の実績と計画に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和六十二年八月十八日
提出者 坂上富男
衆議院議長 原 健三郎 殿
電力の需要供給の実績と計画に関する質問主意書
電力需要には日変化、季節変化があり、将来も変化は顕著となると推定される。電力供給は需要の変化に対応して(負荷に追従して)されなければならない。それゆえ、負荷追従の不可能なべース供給力(流れ込み式水力、原子力、巨大火力)だけでは需要の変化に対応した発電はできず、原発や巨大火力の増加に伴い、ピーク供給力としての揚水発電が建設されてきた歴史的事実がある。
従つて、次の事項について質問する。
二 柏崎原発一号(一一〇万Kw)は電源開発(株)の奥清津揚水発電所(一〇〇万Kw)と組み合わされて運転されているが、今後二、五、三、四、六、七号と運転が開始された場合、揚水発電所はどこに計画しているか。
三 電力会社別の需要の日変化と季節変化の実績と将来予測(昭和四五年以降と六五年、七一年の予測)。
四 電力会社別の最大需要と年間需要の実績と将来予測(昭和四五年以降と六五年、七一年の予測)。
五 電力会社別の発電施設の保有実績と今後の計画を供給力別(ベース、ミドル、ピーク)に分類し示されたい。
右質問する。