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平成十一年十二月十五日提出
質問第二二号

「たばこと健康に関するWHO国際会議」神戸宣言に関する質問主意書

提出者  山本孝史




「たばこと健康に関するWHO国際会議」神戸宣言に関する質問主意書


 本年十一月に、神戸市で「たばこと健康に関するWHO国際会議」が開催され、神戸宣言が採択された。
 これは、世界五十ヶ国以上のたばこと健康に関する学者、保健専門家、科学者、政府関係者、NGO代表者などの現在の国際社会の最高英知を結集したものである。この宣言は、先進国でずば抜けて高い男性喫煙率を持つ日本の遅れている施策の充実への示唆に富んでいる。
 神戸宣言に盛り込まれた世界レベルの英知を生かし、特に青少年と女性のたばこと健康に関する施策の充実に資するため、以下質問する。
 なお、添付する神戸宣言は、英文が正文であるが、便宜的に日本語の仮訳に従って質問する。

一 神戸宣言には五項目の「深刻な懸念」が示された。別紙の神戸宣言(仮訳)にアンダーラインを引いた1.@から5.Aまでの十六の事項に示された懸念及び認識について、その各々について政府の認識を示されたい。
二 日本たばこ産業は、本年米国のRJRナビスコ社のたばこ部門を買収し、世界第三位のたばこ会社となった。文字通り多国籍たばこ会社と言える。
  神戸宣言には4.に「多国籍たばこ会社」という表現がある。日本たばこ産業は、神戸宣言の言う「多国籍たばこ会社」に該当すると考えるが、政府の見解を示されたい。
三 神戸宣言には十一項目が決議されている。別紙の神戸宣言(仮訳)の6.から16.までの決議された十一項目それぞれについて、政府の認識を示されたい。
四 神戸宣言は、たばこと健康に関する現時点での世界の英知の結集であると考える。その内容の総合的評価と、この宣言を施策に生かす決意について、政府の認識を伺う。

 右質問する。



(別紙)


(別紙)


(別紙)


(別紙)




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