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答弁本文情報

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昭和五十二年十一月四日受領
答弁第四号
(質問の 四)

  内閣衆質八二第四号
    昭和五十二年十一月四日
内閣総理大臣 福田赳夫

         衆議院議長 保利 茂 殿

衆議院議員鈴木強君提出中央自動車道大月ジャンクションに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員鈴木強君提出中央自動車道大月ジャンクションに関する質問に対する答弁書



一について

 大月ジャンクションは、中央自動車道西宮線と富士吉田線とを連結する施設であるが、大月インターチェンジとの間の距離が短いためジャンクションの流出入交通とインターチェンジの流出入交通とが本線上で交錯する構造となつている。
 この箇所の交通処理方式としては、西宮線と富士吉田線の双方からの流出入交通を交通島等を設けて集散させるいわゆる集散路方式を選定し、交通の安全を図る所存である。
 また、標識、電光標示板等の安全施設を設置するとともに、交通監視用テレビジョン及び車両感知器により交通状況をは握し、交通実態に応じた交通規制を可変式速度規制標識により実施する等管理面においても安全確保に万全を図る考えである。

二について

 大月ジャンクションの設置に当たつては、中央自動車道の将来交通量及び関連道路網の整備計画を十分勘案するとともに技術的検討を加え型式及び構造を決定したところであるが、富士五湖方面と甲府・勝沼方面とを結ぶ交通量のうち中央自動車道大月ジャンクション経由の交通量の占める割合が極めて少ないと予想されること及び勝沼方向と富士吉田方向とを結ぶランプの建設が地形条件等から技術的に相当の困難を伴うことから、東京方向と富士吉田方向とを結ぶランプのみを建設することが適当と判断したものである。
 今後、関連する幹線道路網の整備の進ちよくに併せて、大月ジャンクションの果たすべき役割を十分勘案したうえで、勝沼方向と富士吉田方向とを結ぶランプの建設について検討していく考えである。

 右答弁する。




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