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平成三十年一月二十二日提出
質問第二号

外相専用機の購入に関する質問主意書

提出者  逢坂誠二




外相専用機の購入に関する質問主意書


 平成二十九年十二月十九日、河野外務大臣は記者会見で、「外務大臣あるいはそのスタッフが移動する際、すべて民間の商用機を使わなければいけないというのは、かなり日本の国益を考えるとハンディキャップとして大きいのだろうと思います。専用機を購入するという手もあるでしょうし、あるいはレンタル、リースをする、あるいは日本の企業が持っているビジネスジェットを空いているときにお借りをする、これはもちろん対価を払ってというやり方、様々なやり方があると思いますので、これはやはり真剣に検討しなければいけないと思っております」と発言した。
 この発言に関して、政府の方針を確認したいので、以下質問する。

一 河野外務大臣のいう「二〇一三年一月から五年間で、日本の外務大臣、私の前任の岸田さん、それから私、併せて」「九十七か国を訪問」したが、同じ時期に「中国の王毅外務大臣は延べ二百六十二か国を訪問をしており」「ほぼ三倍近い訪問国の差がついている」ことは事実か。
二 一に関連して、「外務大臣の訪問数も延べでこれだけの差がついているという現状を考えると」「国会の対応は別として、ロジの効率化というところは真剣に考えていく必要がある」という問題意識は、安倍内閣の統一した見解であるのか。
三 河野外務大臣が言及している、外務大臣が外遊中に、搭乗機に乗るための時間調整で、「夜の空港で四時間待ち」というような状態はしばしば発生しているのか。
四 外務大臣は、外遊に、「すべて民間の商用機を使わなければいけないというのは、かなり日本の国益を考えるとハンディキャップとして大きいのだろうと思います。専用機を購入するという手もある」との認識を持っているとの理解でよいか。
五 政府は、外務大臣の外遊に、「すべて民間の商用機を使わなければいけないというのは、かなり日本の国益を考えるとハンディキャップとして大きい」という認識を持っているとの理解でよいか。
六 政府は、外務大臣の外遊に関して、「すべて民間の商用機を使わなければいけないというのは、かなり日本の国益を考えるとハンディキャップとして大きいのだろう」と認識し、専用機を購入すべきだと考えているのか。政府の見解如何。

 右質問する。



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