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平成十三年三月五日提出
質問第三八号

塩ビ製医療器具に関する質問主意書

提出者  佐藤謙一郎




塩ビ製医療器具に関する質問主意書


 塩ビ製手袋から弁当にDEHPが移行したのを受けて、昨年六月、厚生省はDEHPを含有する塩ビ製手袋の食品への使用を避けるよう通知を出した。この措置については、高く評価している。
 塩ビ製手袋から食品にDEHPが瞬時に高濃度で移行することが判明しているので、人への暴露が食品より直接的である医療用塩ビ器具の危険性を危惧せざるを得ない。
 医療用手袋、血液バッグ、透析用バッグ、輸液セットに塩ビが用いられているが、それぞれに危険性が考えられるので、非塩ビ製に切り換えるのが望ましいと考えている。
 従って、次の事項について質問する。

一 DEHPが患者に移行するリスクを考えて、塩ビ製手袋の食品への使用を避けるよう通知を出したように、血液バッグ、透析用バッグ、輸液セット、産婦人科・歯科で用いられている手袋を非塩ビ製に切り換える措置をとるべきであると考えるが、見解を伺いたい。
二 医療に用いられた塩ビ器具が処理された後焼却されると、ダイオキシンが生成される。焼却灰も含めて生成量はどの程度になると推定しているか、見解を伺いたい。

 右質問する。



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