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平成十三年五月二十一日提出
質問第六八号

岐阜県瑞浪市正馬様洞の水井戸における水道計設置に関する質問主意書

提出者  近藤昭一




岐阜県瑞浪市正馬様洞の水井戸における水道計設置に関する質問主意書


 本年2月19日核燃料サイクル開発機構東濃地科学センターは、瑞浪市月吉区正馬様洞の水井戸に住民には無断で水道計を設置し計測した。しかし、調査終了後そのバルブを開け忘れたため、この井戸水を使用する住民は丸1日の断水を強いられ、このことを初めて知ることになり、核燃に抗議をした。
 2月28日核燃は月吉区水道委員に対し、詫び状を提出したが、それには責任者名は無く理由も納得できるものではなかった。住民は再度詫び状の提出と納得のいく説明を求めているが、十分な説明を得られていないと聞く。政府としてこのような事態を重く受けとめ、事実関係を明らかにすべきであると考える。従って、以下質問する。

1 東濃地科学センターにおける、この調査の担当部署および担当者を明らかにしていただきたい。
2 提出された詫び状に担当部署及び担当者名の記入はなかったが、その理由は何か。
3 地下水の動きは複雑であり、一つの水井戸から汲み上げる水量を水道計で計測したからといって、地下に浸透する水量を計測できるとはいえない。水井戸に水道計を設置し計測すれば、地下に浸透する水量を正確に把握できる根拠は何か。ご説明いただきたい。
4 この調査によって得られた結果を明らかにしていただきたい。
5 この水井戸は住民が使用していること、および住民に対してのみ無断で水道計を設置したことを当該調査の担当者は承知していたか。
6 住民はこの水を飲料にしている人もいる。そこに水道計を無断で設置することについて問題を感じることはなかったのか。
7 このことにより住民は核燃に対して不信感を持ったと考えられるが、その一番の原因は何かと考えるか。

 右質問する。



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