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平成十五年二月二十八日提出質問第三〇号
大臣等も知らずに大臣等の印が押されるケースもある専決に関する質問主意書
提出者 長妻 昭
大臣等も知らずに大臣等の印が押されるケースもある専決に関する質問主意書
一 名義者と決裁者が異なるものを、いわゆる専決と呼ぶが、現在、国に存在するすべての専決についてお尋ねする。
1 省庁別に存在する専決の数をお示し願いたい。
2 専決のうち、名義者が大臣・長官等で、決裁者が大臣・長官等でないものについての省庁別の数をお示し願いたい。
二 現在、国に存在するすべての専決(名義者が大臣・長官等で、決裁者が大臣・長官等でないものに限る)についてお尋ねする。
1 それぞれ、その専決の内容を省庁別、専決別に、押印文書の提出先も含めてわかり易く説明願いたい。
2 その専決の根拠となる法令、政令、訓令、規則等を専決ごとにそれぞれお示し願いたい。
3 当該省庁に大臣・長官等が就任する際、大臣・長官等に対して、その専決の具体的な説明を行うか否か、それぞれの省庁、それぞれの専決ごとにお示し願いたい。
4 3において大臣・長官等に就任時に説明をしない専決があるとすれば、なぜ説明しないのか、その理由を専決ごとにお示し願いたい。
5 それぞれの専決の存在を、当該省庁の大臣・長官等が知っているか否か(本質問主意書の答弁書作成過程で知った場合は除く)を、それぞれの専決ごとにお示し願いたい。
6 今後、専決の見直しをする予定はあるか。あれば具体的に期限も明示してお示し願いたい。
7 今後、専決を大臣・長官等の就任時にきちんと説明するようにするか否か、お示し願いたい。
これまで説明していなかった専決について、説明した方が望ましいと考える専決があるとすれば、どの専決か理由も含めてお示し願いたい。
右質問する。