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平成十六年六月十五日提出
質問第一九五号

来日外国人による犯罪の増加と入国管理局の職員数に関する質問主意書

提出者  牧 義夫




来日外国人による犯罪の増加と入国管理局の職員数に関する質問主意書


 外国人入国者数の増加に伴い、来日外国人による犯罪件数も年々増えている。一方で、入国審査の厳格化により純粋に学ぶ意志を持った留学生の入国が困難になるなどの弊害が生じている。
 この件に関連して、次の事項について質問する。

一 平成十五年における来日外国人検挙人員二〇、〇〇七人中刑法犯は八、七二五人。このうち八二・六パーセントに当たる七、二〇五人が在留資格を有する正規滞在者である。正規滞在者による犯罪が多いことについて、その原因をどのように分析し対策を立てているのか。
二 来日外国人の総検挙者数が平成十年から平成十五年の五年間で一・四九倍に増えたのに対し、そのうち留学・就学の資格で入国した者は、二・三五倍と大きく伸びている。このことから平成十二年に一度簡素化した審査を今年から厳格化しているとのことであるが、提出書類の数を増やすことが、純粋に日本で学ぼうとする者とそうでない者をより正確に区別する根本的な解決策になると考えるのか。
三 所謂「好ましからざる」外国人の入国を阻止する一方で、「好ましい」外国人については徒に在留資格認定証明書の交付を遅らせることなく、円滑に入国を許可するためには、在留資格認定業務を担当する入国管理局の職員の大幅な増員が必要であると考える。今後、入国を希望する外国人の数に応じた職員の増員についての計画はあるのか。

 右質問する。



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