質問本文情報
平成十八年五月二十三日提出
質問第二七三号
外務省欧州局ロシア課長が保管する公文書の体裁をとらない書類に関する再質問主意書
提出者 鈴木宗男
外務省欧州局ロシア課長が保管する公文書の体裁をとらない書類に関する再質問主意書
標記案件については、既に平成十八年五月一日に質問主意書を提出し、内閣から同年同月十六日に答弁書を受領した(以下、「前回答弁書」という。)。その結果を踏まえ、追加質問する。
一 「前回答弁書」において、「歴代の外務省欧州局ロシア課長が管理する施錠可能な四段キャビネット(以下、「ロシア課長キャビネット」という。)がロシア課長席の周辺に設置されているか。」並びに「「ロシア課長キャビネット」には、ロシア語を研修した外務省職員の異性関係のトラブル、金銭問題、酩酊による不祥事、ソ連・ロシアの諜報機関との関係等について記された公文書の体裁をとっていない書類が保管されているか。」との質問に対して、政府は、「御指摘の「キャビネット」は、存在しない」と答弁しているが、現時点で松田邦紀外務省欧州局ロシア課長が公文書の体裁をとらないロシア語を研修した外務省職員の異性関係のトラブル、金銭問題、酩酊による不祥事、ソ連・ロシアの諜報機関との関係等について記された文書を保管しているという事実があるか。
二 一九九二年三月二十日及び二十一日に行われた日露外相会談について、公文書の形をとらず外務省の赤色横書き罫紙に通訳担当官が作成した北方領土問題に関するロシア側の秘密提案について記したメモが存在するか。
右質問する。