質問本文情報
平成十九年九月十三日提出質問第一九号
内閣総理大臣の出処進退に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
内閣総理大臣の出処進退に関する質問主意書
二〇〇七年九月十二日、安倍晋三内閣総理大臣が辞意を表明した。これを踏まえ、以下質問する。
二 内閣総理大臣の出処進退について、国民に対する説明責任を可能な限り内閣は果たすべきであると思料するが、政府の見解如何。
三 安倍総理はいつ辞任を決断したか。安倍総理はAPEC首脳会談の以前に辞任を決断したか。
四 内閣総理大臣が外国首脳と交わした約束は拘束力を持つか。外務省の見解如何。
五 一般論として、辞任を決意した内閣総理大臣が外国首脳と約束を交わすことは適切であるか。外務省の見解如何。
六 三につき、安倍総理がAPEC首脳会談以前に辞任を決断していたのならば、かかる会談を行ったことは適切か。外務省の見解如何。
七 外務省は、安倍総理が辞任する意向を固めたことをいつ知ったか。
八 外務省が、安倍総理が辞任する意向を固めたことを知りながら、APEC首脳会談の準備を行ったという事実があるか。
九 八につき、そういった事実があるのならば、それは適切であると外務省は認識しているか。
十 過去に所信表明演説を行い、代表質問が行われる直前に、内閣総理大臣が辞意を表明したことはあるか。あるのならば、直近の事例一件を示されたい。
十一 所信表明演説と代表質問は不可分一体のものであると思料するが、政府の見解如何。
十二 所信表明演説を行っておきながら、安倍総理が直前になって代表質問を忌避したことは適切であると政府は認識しているか。政府の見解と、政府がそのように考える理由を説明されたい。
右質問する。