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平成十九年九月二十一日提出
質問第三七号

自衛隊の補給艦による給油の実態解明に関する質問主意書

提出者  江田憲司




自衛隊の補給艦による給油の実態解明に関する質問主意書


 「不朽の自由作戦」における「海上阻止行動」を支援するため、これまでに自衛隊の補給艦が行った給油活動の実態につき、以下、質問する。

一 これまで自衛隊の補給艦が給油した回数(平成十九年八月三十日現在/七七七回)それぞれについて、対象艦船の名称とその国籍、給油した時点、地点をすべて明らかにされたい。
二 これまでに、自衛隊の補給艦が米国の「補給艦」に対し給油した油の総量如何。米国の補給艦以外の艦船に給油した油の総量も、あわせ明らかにされたい。
三 自衛隊の補給艦が給油した米国の「補給艦」が、その後、いつの時点で、どの艦船に給油したのか、日本政府は個別具体的に把握しているのか。
四 インド洋、アラビア海にとどまらず、ホルムズ海峡を越えたペルシャ湾内での、自衛隊の補給艦による給油実績はあるのか。あるなら、
 @ 回数、給油量、給油先艦船名、給油時点を、それぞれ明らかにされたい。
 A ペルシャ湾での自衛隊艦船の活動は、テロ特措法上、いかなる理由で正当化されるのか。
五 米海軍海上輸送団の機関誌『シーリフト』二〇〇三年六月号によれば、自衛隊の補給艦「ときわ」が、イラク開戦の日(二〇〇三年三月二十日)に、「イラクの自由作戦」に参加中の米給油艦「ジョン・エリクソン」にペルシャ湾で給油しているとされる写真を掲載しているが、その真偽如何。
六 一部報道では、「米海軍第五空母群のマシュー・モフィット司令官は、キティホークの機動部隊がイラク戦争中、海上自衛隊から間接的に洋上で約八十万ガロンの燃料補給を受けたことを報道陣に明らかにした。」(京都新聞 二〇〇三年五月六日)とされているが、この発言を日本政府として把握しているか。司令官の発言は、報道のとおりと理解して良いか。
七 一部報道では、「石川亨統幕議長は八日の記者会見で、イラク戦争に参加していた米空母「キティホーク」への間接的な燃料補給について「キティホークが二月二十五日に米補給艦から受給する前に、海上自衛隊はその米補給艦に補給している」と述べ、可能性を認めた。」(日本経済新聞 二〇〇三年五月九日)とされているが、この発言を日本政府として把握しているか。当時の統幕議長の発言は、報道のとおりと理解して良いか。

 右質問する。



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