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平成十九年九月二十五日提出質問第四八号
砂漠化対処条約の予算協議に対する我が国の態度に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
砂漠化対処条約の予算協議に対する我が国の態度に関する質問主意書
一 二〇〇七年九月、スペインのマドリードで開催された砂漠化対処条約の第八回締約国会合(以下、「会合」という。)において、我が国のみが予算増額に反対したことが原因で事務局予算の協議が決裂し、我が国に対する非難が集中したという事実はあるか。確認を求める。
二 我が国から「会合」に出席した人物の官職氏名を全て明らかにされたい。
三 二の人物より、「会合」における事務局予算の総額に関する協議について、我が国の政府に対して然るべき報告、相談がなされたか。
四 世界各地における砂漠化の現状につき、説明されたい。
五 我が国は四の現状につき、いかなる認識を有しているか。砂漠化を食い止めることは、地球環境保護の上で必要なことであると政府は認識しているか。
六 四の現状を改善させる上で、砂漠化対処条約の事務局予算を増やすことは必要であると政府は認識しているか。
七 「会合」において、我が国が事務局予算の増額に反対した理由如何。政府が「会合」において事務局予算の増額に反対したことは、五の政府の認識または地球温暖化等、広く地球環境問題に対する政府の認識と相反するものではないのか。明確な説明を求める。
右質問する。