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平成十九年十月二十五日提出
質問第一五三号

自衛官の介護職研修に関する質問主意書

提出者  三井辨雄




自衛官の介護職研修に関する質問主意書


 現在、介護職の現場は深刻な人手不足に悩んでいる。過酷な労働条件と低い賃金が原因となり、全労働者と比較しても非常に高い離職率の実態がある。そのような中で、自衛官の介護職研修、ホームヘルパー講座が開催されていることは、今後の介護職人材を広く求める中でも必要なことである。
 しかし、自衛官の現役在任中に、せっかく研修を受けても、実質的な就労には結びついていないのが実情であり、講習費用の費用対効果に疑問を呈せざるをえない。
 従って、次の事項について質問する。

一 自衛官の現役在任中にヘルパー講習を行なうことの理由をお示し願いたい。
 また、自衛官が介護職に転職する意義について、政府の見解をお示しいただきたい。
二 ヘルパー講習を行なうにあたり、どのような手続きのもとで研修機関を選定しているのかご説明いただきたい。
三 ヘルパー講習は職務時間内に行なわれていると聞くが、その受講費用はどのように賄われているのかご説明いただきたい。
 また、受講費用の国費負担は、現在までどの程度の額になるのか。講習参加には、送迎車両、弁当まで用意していると聞くが開催地毎に整理してお示し願いたい。
四 これまでのヘルパー講習への参加人員と実質就労者はどのくらいになるか。ヘルパー就労の追跡調査を行なっているのであれば、その結果をお示しいただきたい。
 また、追跡調査を行なっていないのであれば、なぜ行なわないのか。費用対効果を適正なものにするために必要なことと考えるので、政府の見解をお示し願いたい。

 右質問する。



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