質問本文情報
平成十九年十月二十六日提出質問第一五八号
外務省職員のマイレージ利用に関する第三回質問主意書
提出者 鈴木宗男
外務省職員のマイレージ利用に関する第三回質問主意書
「前回答弁書」(内閣衆質一六八第一三一号)を踏まえ、再度質問する。
二 「確認」はどのように行われたか。十名の局長を一堂に呼びつけ、一斉に聞き取りを行ったのか。どの者が十名の局長の内どの局長に対して、いつどのような文言で「確認」を行ったのか。それぞれ具体的に明らかにされたい。
三 「確認」に対して、十名の局長はそれぞれどのような回答をしたか。十名の局長それぞれの回答の内容につき、個別具体的に明らかにされたい。
四 「前回答弁書」では、「コラム」の記述について確認されていないとの答弁がなされているが、「確認」に対し、十名の局長は誠実に回答をしていると外務省は認識しているか。前回質問主意書でも触れたが、十名の局長の内、誰かが間違いなく「コラム」の記述にある発言をしていることの確証を当方は得ている。それなのに外務省が確認されていないとの答弁をするということは、十名の局長の内、誰かが嘘をついていると考えるが、外務省の見解如何。
五 「コラム」の記述について、十名の局長の内、誰かが真実を述べていないことが明らかになった場合、外務大臣及び事務次官はどのように責任をとるか。
六 「前回答弁書」では、外務省職員が公務出張に際して航空機を利用する際、税金から支出された航空賃から私的にマイレージを取得することを容認しているのかという質問に対して、「先の答弁書(平成十九年十月十六日内閣衆質一六八第九七号)七についてで述べたとおりである。」との答弁がなされ、質問に対して誠実に答弁を行う姿勢が全く見られない。前回質問主意書で問うたのは、外務省職員が公務出張で航空機を利用する際に取得したマイレージの管理を外務省が行うのか否かということではなく、そもそも公費により支出された航空賃から外務省職員が私的にマイレージを取得することが許されるのか、外務省はそれを容認しているのかどうかということである。外務省が通常の文章理解能力を有しているのならば、当方の質問の意味を十分理解できるものと考えるところ、外務省職員が公費により支出された航空賃から私的にマイレージを取得することを外務省は容認するのかどうか、再度質問する。
右質問する。