質問本文情報
平成十九年十二月七日提出質問第三〇八号
外務省職員の公私分別についての認識に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
外務省職員の公私分別についての認識に関する質問主意書
「政府答弁書」(内閣衆質一六八第二七七号)を踏まえ、以下質問する。
二 「出張で航空機を利用する際に職員が取得するマイレージを外務省として管理又は利用しているということはなく、現時点においてそのような必要があるとも考えていない」と外務省は再三答弁してきているが、右は「コラム」にある様に、外務省職員が公費で出張する際にマイレージを取得し、それを私的に利用する(以下、「マイレージ取得・私的利用」という。)という、税金を原資にして私的な便宜を図ることに対して、外務省として何の問題意識も有していないと解して良いのか確認を求める。「政府答弁書」の「出張で航空機を利用する際に職員が取得するマイレージを外務省として管理又は利用しているということはなく、現時点においてそのような必要があるとも考えていない」との答弁を繰り返すのではなく、右の問いに対して、「然り」か「否」のどちらかの回答を求める。
三 現時点で外務省として、職員が税金を原資にして私的な便宜を図ることに対して何ら問題意識を有していなくても、行財政改革の必要性が叫ばれ、国民が様々な負担増を強いられている今、「マイレージ取得・私的利用」のように税金を元にして外務省職員が私的な利益を得るということに対して問題意識を持ち、外務省職員自ら厳しく公私を分別するか、または外務省として何らかの規制をかけるべきではないのか。
右質問する。