質問本文情報
平成十九年十二月十二日提出質問第三二四号
外務省における裏金組織についての起訴休職外務事務官の発言に関する第三回質問主意書
提出者 鈴木宗男
外務省における裏金組織についての起訴休職外務事務官の発言に関する第三回質問主意書
「前回答弁書」(内閣衆質一六八第二九〇号)では、質問の趣旨を正確に捉えた上での答弁がなされていないと思われる箇所があるところ、再度質問する。
二 「前回答弁書」では、「外務省においては、一般に、職員から提出された寄稿(出版)届については、我が国の外交政策の在り方等に関する無用の誤解等を避ける等の観点から、意見を伝えている。」と、外務省として「佐藤論文」の内容に関して佐藤優氏に意見を伝えているとの答弁がなされているが、では「佐藤論文」のどの部分が「我が国の外交政策の在り方等に関する無用の誤解等」を招くと外務省が認識しているのか説明されたい。
三 二の外務省からの意見に対して、佐藤優氏はどのような返答をしたのか明らかにされたい。前回質問主意書で右と同様の質問をしているが、「前回答弁書」では何の回答もなされていないところ、再度質問する。
四 「佐藤論文」につき、佐藤優氏に意見を伝えた外務省職員の官職氏名を明らかにされたい。
五 佐藤優氏への外務省からの意見伝達はどの様にして行われたか。佐藤優氏を外務省に呼びつけて意見を伝えたのか。
六 外務省が、「佐藤論文」が我が国の外交政策の在り方等に関する無用の誤解等を招くものであると考えるならば、佐藤優氏に対して何らかの処分を下したか。
七 六で、何の処分も下していないのならば、その理由を明らかにされたい。
八 「前回答弁書」で、「佐藤論文」について外務省より講談社に何の意見も伝えていないとの答弁がなされているが、その理由を明らかにされたい。前回質問主意書で右と同様の質問をしているが、「前回答弁書」では何の回答もなされていないところ、再度質問する。
右質問する。