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平成二十年十月六日提出
質問第七二号

特別会計の剰余金・積立金等に関する質問主意書

提出者  江田憲司




特別会計の剰余金・積立金等に関する質問主意書


1 平成二十年度末の、特別会計の剰余金・積立金・準備金等の総額(平成十八年度末の実績は一九六兆円)はいくらになると想定しているか。平成十九年度末の実績額もあわせ答えられたい。
2 1の特別会計毎の内訳を、それぞれの年度毎に答えられたい。
3 財政融資資金特別会計について問う。
 @ 平成十九年度末の資産と負債額はいくらか。同じく、平成二十年度末の見込額はいくらか。
 A 金利変動準備金の準備率は、現行何パーセントでその額はいくらか。
 B 準備率は、今後何パーセントを維持することが適正と考えているか。会計検査院の指摘(平成十八年十月)も踏まえ、財投債の減少や長期の財投債の発行等で金利変動リスクが減少していること等を勘案して、答えられたい。
 C 金利水準その他所与の前提が今と不変として、今後五年間の金利変動準備金と当年度利益の額の推移を示されたい。
 D 過去に、この会計で決算上不足を生じたことはあるか。その場合の不足額はいくらか。
4 外国為替資金特別会計について問う。
 @ 平成十九年度末の資産と負債額はいくらか。同じく、平成二十年度末の見込額はいくらか。
 A 為替変動リスクに備えるための積立金の積立率は、現行何パーセントでその額はいくらか。
 B 積立率は、今後何パーセントを維持することが適正と考えているか。民間(例:保険会社)の積立率が二〜三%であること等を勘案して、かつ、会計検査院の指摘(平成十八年十月)も踏まえ、合理的な水準とその理由を示されたい。
 C 為替相場、内外の金利水準その他所与の前提が今と不変として、今後五年間の積立金と当年度利益の額の推移を示されたい。
 D 過去に、この会計で決算上不足を生じたことはあるか。その場合の不足額はいくらか。
 E なぜ、他の先進国に比し、百兆円を超える莫大な外貨準備を保有する必要性があるのか。先進国は、変動相場制を守るために為替介入しないのが原則で、欧米のそれは日本に比し十分の一以下ではないのか。
5 労働保険特別会計について問う。
 @ 平成十九年度末の資産と負債額はいくらか。同じく、平成二十年度末の見込額はいくらか。
 A 積立金は平成十九年度末で額はいくらか。同じく、平成二十年度末の見込額はいくらか。
 B 積立金の適正水準をどう考えているか。会計検査院の指摘(平成十八年十月)も踏まえ、国民に対し明確に納得のいく説明をされたい。
 C 失業率等の雇用情勢、金利水準その他所与の前提が今と不変として、今後五年間の積立金の推移を示されたい。
 D 過去に、この会計で決算上不足を生じたことはあるか。その場合の不足額はいくらか。

 右質問する。



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