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平成二十一年一月二十七日提出
質問第六二号

外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応ぶりの相違に係る説明等に関する再質問主意書

提出者  鈴木宗男




外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応ぶりの相違に係る説明等に関する再質問主意書


 これまで累次にわたり質問主意書で取り上げている、昨年十月二十一日発売の週刊朝日に、「麻生『外交』敗れたり」との見出しで掲載されているジャーナリストの上杉隆氏の論文(以下、「上杉論文」という。)の中に記述がある、@米国の対北朝鮮テロ指定解除に係る齋木昭隆アジア大洋州局長の発言、A中曽根弘文外務大臣に係る外務省幹部の発言のうちのAと、起訴休職外務事務官の佐藤優氏が、雑誌や著書でいわゆる「ルーブル委員会」と「白紙領収書」について指摘(以下、「佐藤氏の指摘」という。)していることにつき、外務省が右のどちらについても「確認がとれていない」と、その事実を明確に否定していない一方で、「上杉論文」におけるAには明確に抗議をし、「佐藤氏の指摘」には何の抗議もしないという、異なる対応をとっている。その理由をこれまでの質問主意書で再三問うているが、「前回答弁書」(内閣衆質一七一第二二号)でも「先の答弁書(平成二十年十二月二十六日内閣衆質一七〇第三五〇号)の一、七及び九について等で累次にわたってお答えしているとおり、外務省としては、それぞれの事案を検討の上、適切に判断してきているところである。」と、同じ答弁が繰り返されているのみである。右を踏まえ、再質問する。

一 外務省は、「上杉論文」におけるAが週刊朝日という媒体により広く世間一般で読まれたことは、同省にどの様な影響を及ぼしたと認識しているか。右は、外務省という組織並びに、現在、過去を問わず、同省に勤務し、同省に関わった職員の名誉、尊厳を傷つけるものであったと認識しているか。
二 外務省が、「上杉論文」におけるAで指摘されている事実は確認されていないと、水嶋光一外務省報道課長に直接週刊朝日側に出向かせ、抗議を行わせたのはなぜか、その理由を明らかにされたい。
三 外務省は、「佐藤氏の指摘」が月刊現代等の媒体により広く世間一般で読まれたことは、同省にどの様な影響を及ぼしたと認識しているか。右は、外務省という組織並びに、現在、過去を問わず、同省に勤務し、同省に関わった職員の名誉、尊厳を傷つけるものであったと認識しているか。
四 外務省が、「佐藤氏の指摘」で指摘されている事実は確認されていないとしながら、講談社及び株式会社アスコムに抗議を行っていないのはなぜか、その理由を明らかにされたい。

 右質問する。



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