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平成二十一年二月十六日提出質問第一二五号
中川財務大臣の記者会見に関する質問主意書
提出者 岡本充功
中川財務大臣の記者会見に関する質問主意書
平成二十一年二月十四日にローマで開催された先進七カ国財務相・中央銀行総裁会議閉幕後の記者会見(以下「記者会見」という。)の席上中川昭一財務大臣の答弁並びに風貌には異変を感じさせるものがあった。日本国を代表しての記者会見であり、他国のメディアを通じて世界各国に配信されることにより、日本の信用失墜を引き起こしかねない重大な問題をもつと考える。
二 記者会見時の呂律不良と不自然な応答について問う。従前の中川財務大臣の国会答弁と比べ呂律不良があったと考えるがその原因如何。内服薬の副作用もしくはなんらかの病気の発作であったのか、また疲労、時差ボケなどの体調不良によるものであったのか否か明確に答弁を求める。また中川財務大臣は記者会見前日もしくは当日に飲酒していたのか回答を求める。飲酒していた場合、何時から何時までどのような種類の酒をどのくらいの量飲酒していたのか詳細な答弁を求める。
三 記者会見で中川財務大臣は「アジア開発銀行に十億ドルの支援を約束した」と発言しているが事実関係如何。また日銀の政策金利についても事実と異なる発言をしているが事実関係如何。また政策金利が「非常に低い状況になっていらっしゃる」と尊敬語での答弁となっているが何に対して敬意を表しているのか文意を問う。
四 飲酒が原因であるならばその処分如何。またそれ以外の原因であるならば今後の再発防止策についての取り組みにつき答弁を求める。薬の副作用が原因とするなら薬の名称とその服用方法について明らかにされたい。同様の症状となると自動車の運転もままならないと考えられ緊急に告知する必要があると考えるからであるが政府の見解を問う。またその薬に対する副作用報告は行ったのか答弁を求める。病気に起因するとするなら医師の診察を会見を中止してでも受けなかった理由を問う。
右質問する。