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平成二十一年二月二十六日提出
質問第一五九号

小泉純一郎元首相によるロシア訪問に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




小泉純一郎元首相によるロシア訪問に関する質問主意書


 本年二月十四日から二十日にかけてロシアを訪問した小泉純一郎元首相は、同月十七日にモスクワで開かれたロシア有識者との非公開セミナー(以下「セミナー」という。)に出席した際、ロシアのワレーリー・ズボフ下院議員が述べた、北方四島全島の面積を日ロで折半する案(以下、「ズボフ案」という。)に対して「大変興味深い」と、関心を示したと報じられている。右を踏まえ、質問する。

一 右の小泉元首相による「セミナー」参加について報告する公電は外務本省に到着しているか。しているのなら、その日、時、分を明らかにされたい。
二 「セミナー」において、小泉元首相は「ズボフ案」に対してどの様な発言をしたのか、その正確な内容を全て明らかにされたい。
三 「ズボフ案」に対する外務省の見解如何。
四 本年二月二十一日付北海道新聞の記事(以下、「道新記事」という。)によると、小泉元首相は「ズボフ案」について「私たちは今、立ち往生している。この提案は実らないかもしれないが、新しい提案なので注目すべきだ」と述べたとのことであるが、右の小泉元首相の「ズボフ案」についての発言に対する外務省の見解如何。右は、北方領土交渉に係る外務省の認識と同じものか。
五 「道新記事」によると、小泉元首相は本年二月十八日の記者会見で「領土問題の進展が見られないのは残念だ。両国がこれは妥当な線だろうという形でないと、なかなかまとまらない。何か知恵がないものか」と述べたと報じられているが、右の小泉元首相の発言に対する外務省の見解如何。
六 外務省として、「ズボフ案」にある様に、北方四島全島の面積を日ロで折半し、それをもって北方領土問題の最終的解決とし、日ロ平和条約を締結するという方針で、今後北方領土交渉を行う考えを有しているか。

 右質問する。



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