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平成二十一年三月二日提出
質問第一七四号

二月二十二日の「竹島の日」と同日に島根県で行われた竹島は日本領ではない旨主張する著書の出版記念講演会に係る政府の認識等に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




二月二十二日の「竹島の日」と同日に島根県で行われた竹島は日本領ではない旨主張する著書の出版記念講演会に係る政府の認識等に関する質問主意書


 本年二月二十三日付の産経新聞記事(以下、「産経記事」という。)によると、同月二十二日の「竹島の日」に島根県松江市で記念式典が行われたが、同日、同じく松江市内で、昨年十月一日、新幹社より発行された、竹島問題の政府広報冊子「竹島問題を理解するための十のポイント」の内容を徹底的に批判し、竹島は我が国の領土ではない旨主張する、内藤正中島根大学名誉教授の著書「竹島=独島問題入門 日本外務省『竹島』批判」出版記念講演会(以下、「講演会」という。)が開かれ、約七百人が集まったとのことである。右を踏まえ、質問する。

一 「講演会」が行われることを外務省は事前に把握していたか。
二 「講演会」は誰が主催したものか、外務省は把握しているか。
三 「産経記事」によると、「講演会」において内藤氏と二の主催団体の理事長との対談を映したビデオが放映されていたとのことである。また、一九五〇年代に韓国が「李承晩ライン」を設定して竹島の領有権を主張し、日本の漁船を拿捕した事件について、竹島とは直接関係はない等の発言が出る等、竹島問題に係る政府見解は勿論、事実と異なる内容の話もあったとのことであるが、「講演会」の内容を外務省は把握しているか。
四 「講演会」に出席した外務省職員もしくは政府職員はいるか。いるのなら、その官職氏名を全て明らかにされたい。
五 「講演会」に対する外務省の見解如何。「講演会」において竹島は我が国の領土ではないとの主張がなされたことが、竹島問題の解決に向けた同省の取り組み、そして我が国の国益にどの様な影響を及ぼすと同省は認識しているか。

 右質問する。



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