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平成二十一年三月十七日提出
質問第二二〇号

一九八〇年三月の「毒ウォッカ事件」に関連し現地視察をした当時の警察官僚に関する再質問主意書

提出者  鈴木宗男




一九八〇年三月の「毒ウォッカ事件」に関連し現地視察をした当時の警察官僚に関する再質問主意書


 「前回答弁書」(内閣衆質一七一第一九六号)を踏まえ、再質問する。

一 一九八〇年三月、在ソ連日本国大使館の防衛駐在官であった平野浤治氏らが、グルジアの首都トビリシを視察中にレストランで食事した際、毒を盛られたウォッカを飲まされ、めまいや吐き気、背中の激しい痛み等、毒物中毒の症状に襲われるという事件(以下、「毒ウォッカ事件」という。)が起きた。前回質問主意書で、当時政府は「毒ウォッカ事件」の詳細についてどの様な調査を行ったか、「毒ウォッカ事件」調査のため、当時政府として警察庁等の職員をモスクワに派遣したという事実はあるかと問うたところ、「前回答弁書」では「お尋ねについては、当時の記録が残っておらず、お答えすることは困難である。」との答弁がなされている。では政府として「毒ウォッカ事件」が起きたこと自体は承知しているのか否か、右の点につき明らかにされたい。
二 前回質問主意書で、本年一月三十日、講談社より『ドキュメント秘匿捜査』という著書(以下、「著書」という。)が発行されており、「著書」の七十一頁に、「漆間は赴任後、早速トビリシに行き、『毒ウォッカ事件』の現場を視察している。スターリンの出生地であるゴリを見て歩いたあと、漆間は事件の舞台となったレストランバーに、客を装って入ったのである。」との記述があるが、右記述は事実を反映しているか、また「著書」の七十二頁に、「店で漆間がひとり食事をしていると、肌も露に踊っていたショーダンサーが接近してきて、『一緒に踊らない?』と誘ってきた。漆間がこの誘いを断ると、今度は周辺にいた男たちが近づいてきて、『さすが日本人だ。あの女の誘いを断るなんて!』と漆間を褒めそやしたという。」との記述があるが、右記述は事実を反映しているかと問うたところ、「前回答弁書」では「お尋ねについては、当時の記録が残っておらず、お答えすることは困難である。」との答弁がなされている。右答弁は漆間巌内閣官房副長官本人に直接問いただし、確認をとった上での答弁か。
三 二で、漆間副長官に直接問いただし、確認をとっていないのなら、それはなぜか。

 右質問する。



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