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平成二十一年四月十七日提出質問第三二一号
パキスタンの核兵器開発に対する我が国企業の関与に関する質問主意書
提出者 鈴木宗男
パキスタンの核兵器開発に対する我が国企業の関与に関する質問主意書
昨年十二月八日の報道で、パキスタンで「核開発の父」と呼ばれている科学者アブドゥル・カディール・カーン博士が共同通信の取材に対して、一九八四年までに我が国を訪問し核開発に重要な部品を我が国の企業にいくつか注文していた旨答え、カーン氏が核製造に必要な部品を我が国で調達していたことが明らかにされている。また、本年二月十六日付の新聞報道では、一九七〇年代以降、リングマグネット等の核開発に必要な特殊磁石等の資機材が複数の日本企業からカーン氏に対して大量に販売されていたことが同氏本人の証言によりわかったとされている。右につき、「政府答弁書」(内閣衆質一七一第二〇六号)では「御指摘の報道の内容については、引き続き可能な範囲で事実関係の確認に努めているが、その具体的な方法等について明らかにすることは、事柄の性質上、差し控えたい。確認された内容をどのように扱うかについては、前回答弁書(平成二十一年三月六日内閣衆質一七一第一五一号)一から三までについてでお答えしたとおりである。」との答弁がなされている。右を踏まえ、質問する。
二 「確認」に在パキスタン日本国大使館は関与しているか。
三 「確認」は現在どの様な進捗状況を見せているのか説明されたい。
右質問する。