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平成二十一年五月十五日提出質問第四〇五号
豊川海軍工廠跡地に関する質問主意書
提出者 鈴木克昌
豊川海軍工廠跡地に関する質問主意書
豊川海軍工廠は一九三九年、約二百ヘクタールの地に我が国で五番目の海軍工廠として開廠され、その後戦争の拡大とともに発展した。しかし、一九四五年八月七日の空襲により、豊川海軍工廠は壊滅した。その後同工廠は再建されることなく終戦を迎え、一〇月五日に廃止された。現在、その跡地は陸上自衛隊豊川駐屯地、日本車輌製造豊川製作所、コニカミノルタ瑞穂サイト、豊川市役所、国立名古屋大学などになっている。
特に名古屋大学キャンパス内には、海軍工廠の建物等も現存しており、当時の歴史等を知る上で貴重な遺産が残されている。
こうした点を踏まえて、豊川海軍工廠跡地について以下質問する。
二 豊川海軍工廠の当時の建物等が現存している跡地について、現在どのように使用されているか。
三 同跡地について、今後の利用計画はあるか。あるとすれば、どのような利用計画か。
また、跡地利用について検討したことはあるか。あるとすれば、検討の内容はどのようなものか。
四 同跡地を「平和公園」(仮称)として利用してはどうかとの市民の声があることについて、どのように考えているか。
右質問する。