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平成二十二年一月二十八日提出
質問第五二号

松くい虫対策に関する質問主意書

提出者  木村太郎




松くい虫対策に関する質問主意書


 去る一月二十日、青森県蓬田村の防風林のクロマツから、松くい虫被害が見つかった。これまでは青森県と北海道を除く各都府県で、発見されてきた病害である。しかし、自生するマツで、青森県では初めての被害が確認されたことからも、県内関係機関では、大きな不安を抱いている。
 従って、次の事項について質問する。

一 青森県内で自生するマツから松くい虫が初めて確認されたことで、北海道を除く各都府県での被害確認となるのか。
二 一月二十日に被害が確認された直後から、国は、青森県や蓬田村、森林・林業関係団体等とどのような対応をしてきているか。
三 クロマツは保水力があり、土砂流出を妨げ、災害を防ぐ力がある。そして、海岸砂防林や防風林として保安林の役割を担う一方、景観上も公益性を持つ樹木である。また、アカマツも建材の一部として需要があり、景観や自然保護の面での機能を持つ樹木であることからも、病害対策は極めて重要と考えるがいかがか。
四 今回の事態を受け、感染経路等をはじめ、発生原因をどのように究明し、また、何よりも拡大防止に向け、どのように対応していくのか。樹木の徹底的な監視や、防除活動を行うことが重要と考えるがいかがか。
五 全国的に松くい虫被害が発生してきたが、青森県で自生するマツから、初めて松くい虫被害が確認された事態を受け、国の松くい虫被害対策の中でも、集中的に対応すべきではないか。一月二十八日に、国と県・市町村、森林・林業関係団体等からなる連絡協議会が開かれる予定となっている。国のリーダーシップを求めたいと考えるがいかがか。
六 松くい虫対策として、今年度の予算措置はどうなっており、また、来年度の予算案ではどうなっているのか。

 右質問する。



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